ボヤ後の焦げ臭を消す方法は?おすすめ5選! - カルモアダイレクト

ボヤ後の焦げ臭を消す方法は?おすすめ5選!

家庭での小さな火災、いわゆるボヤは室内に強い焦げ臭を残します。

この焦げ臭はとても頑固で、簡単には落とせないのが難点です。本記事では、ボヤ後の焦げ臭の原因を掘り下げ、もっとも有効な5つの消臭方法をご紹介します。


煤の掃除や換気、専門の消臭剤の使用で嫌な焦げ臭を取り除くことができます。難しい場合は専門業者への依頼も視野に入れながら、自分でできる対策を試してみましょう。


ボヤ後の焦げ臭の発生元

ボヤ後に感じられる焦げ臭は、主に煤(すす)が原因です。煤は有機物が不完全燃焼する際に生成される微細な炭素粒子で、空気中に拡散したこの煤が焦げ臭の原因になります。焦げ臭はほとんどの人が少量でも悪臭と感じるため、放置したままだと健康被害をもたらす可能性があります。


ボヤの発生元の焦げ(煤)

焦げ臭の発生元のひとつは、ボヤが発生した場所の焦げです。発生元の焦げが残ったままだとどんどん臭いが広がってしまうため、ボヤ発生後はすばやく対処する必要があります。


ボヤの煙によって付着した煤

微細な炭素粒子で構成された煤は、煙とともに空気中に広がり、家具・壁・天井・カーペットなどの表面に付着します。煤は見えにくい場所に付着することも多く、気づかないで放置していると室内が不快な臭いで充満してしまいます。


ボヤの焦げ臭を消す方法

ボヤ後の焦げ臭を消すためには、ボヤの発生源を処分し、付着した煤を落とす必要があります。煤汚れが軽度なら、自分で消臭を試してみましょう。


ボヤの発生源を処分する

ボヤが発生した際、焦げた家具や煤が付着した場所は強い臭いの主な原因となります。焦げてしまった家具・カーテン・カーペットなどボヤの発生源は処分して、必要に応じて新しいものに交換しましょう。


部屋に付着した煤を掃除する

ボヤの発生源を処分したのに焦げ臭がするということは、部屋に付着した煤がまだ残っているということです。煤は不溶性汚れのため、簡単には落とせません。まずは正しい掃除方法を学んで、自分で煤が落とせないか試してみましょう。


はたきではたく

掃除前の準備段階として、部屋全体をはたきで叩いて、舞い上がった煤を払い落としましょう。火元から舞い上がった煤は、天井や壁などにも付着している可能性があります。天井→壁→床のように高いところから掃除するのがポイントです。


ブラシや箒で掃除する

舞い上がった煤を払い落としたら、ブラシや箒で目に見える煤を集めてください。落とした煤が再び舞わないよう、力を込めずにやさしく掃除しましょう。家庭用の掃除機を使うと、煤が舞ったりフィルターが目詰まりしたりする恐れがあるので要注意です。


重曹やクレンザーを使用する

料理や掃除などに使える万能素材の重曹は、煤汚れを落とすのにも役立ちます。お湯で溶かした重曹を雑巾やスポンジにつけ、煤が付着した箇所を擦りましょう。


より強力な清掃が必要な場合は、クレンザーがおすすめです。ただし、クレンザーには研磨成分が含まれているため、強く擦りすぎると表面を傷つける可能性がある点に注意。

クレンザーで煤を取り除いたら、仕上げにきれいな雑巾で拭き上げましょう。


壁紙を張り替える

壁紙についた汚れや臭いが落ちない場合は、張り替えを検討しましょう。煤の付着具合や経過時間によって、表面の掃除だけでは焦げ臭を完全に取り除けないケースがあります。

自分の手で原状復帰するのが難しいと感じたら、専門業者に張り替えを依頼してください。


換気を行う

ボヤ後の焦げ臭を取るうえで、部屋の換気は非常に重要です。換気して空気を循環させることで、空気中に留まった嫌な臭いを外に出し、新鮮な空気を取り入れることができます。窓やドアを開け、換気扇を回して悪臭を追い出しましょう。


ボヤ用の消臭剤を使う

焦げ臭に効果のある、ボヤ用の消臭剤を使うのも手軽でおすすめです。

消臭スプレーは即効性があり空間全体に素早く作用するため、すぐさま臭いを消したいときに適しています。掃除後の仕上げとして使用すると、より効果的です。

消臭剤マイクロゲル詳細ページボタン


焦げ臭が酷ければ業者へ依頼する

部屋を掃除しても焦げ臭が残っているなら、消臭業者へ依頼しましょう。一度染みついてしまった焦げ臭は、自分では取り切れないことがあります。

消臭業者は専用の道具と豊富な経験を持っているので、通常の清掃作業では落とせない臭いも消臭してくれます。臭いの元からしっかりと断ちたいのであれば、消臭のプロに頼むのがベターです。


部屋でボヤが発生してしまう原因は?

ボヤの発生原因はさまざまですが、一般家庭で多い出火原因は以下の通りです。それぞれ詳しく解説していきます。

出火原因

出火件数

タバコ

3,042

コンロ

2,678

電気機器

1,816

電灯電話等の配線

1,473

配線器具

1,354

ストーブ

1,091

電気装置

626

出典:『総務省消防庁 令和4年版 防災白書』(https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf)


1.タバコ

ボヤの発生でもっとも多いのは、タバコが原因による火災です。タバコが原因の火災は不注意であることが多く、完全に消えていない状態でゴミ箱に捨てられたり、燃えやすい寝具や家具の近くで放置したりすることで発生します。


2.コンロ

コンロで発生するボヤは、消し忘れが原因のケースが多いです。なかでもガスコンロによる火災が特に多く見られ、電気コンロなどは少ない傾向があります。火をつけているときは目を離さないことと、コンロ周辺には燃えやすいものを置かないことが重要です。


3.電気機器

タバコ、コンロに次いで多いのが電気機器による火災です。誤った使用方法・古いまたは故障した機器の使用・電源の過負荷など、電子機器からの出火原因はさまざま。

火を使わないとはいえ、正しく使用しないと大変危険なので、使い方は必ず確認しておきましょう。


4.電灯電話等の配線

電灯電話等の配線は、配電線・電源コード・配線接触部などを指します。電気コードを束ねたまま使用したり、抜く際に強く引っ張ったり、椅子やテーブルで踏みつけたりすると、火災につながるので注意してください。

また、タコ足配線や容量オーバーも危険なので、定格容量は必ずチェックしましょう。


5.配線器具

配線器具とは、テーブルタップ・延長コード・電源プラグなどのこと。変形した電源プラグの使用や、コンセント接触部にたまった湿気・埃が原因で出火する可能性があります。もし異常を感じた場合は、すぐに使用をやめてください。


6.ストーブ

寒い時期によく使われるストーブは、就寝時の消し忘れや周囲への引火が原因で火災が発生します。

ストーブの上で洗濯物を干すのも、リスクが大きいので避けましょう。また、火を使わないため石油ストーブより火災の危険は少ないと思われがちですが、ストーブ火災の多くは電気ストーブが占めています。


7.電気装置

電気装置はコンデンサやモーターなどを指しており、電気機器と同じく、間違った使用方法・劣化した配線・過負荷などが原因で出火します。火災のリスクを抑えるために、使用前の点検や日々のメンテナンスを忘れないようにしましょう。


ボヤのQ&A

ここでは、ボヤに関する一般的な疑問や悩みに回答します。ボヤについての知見を深めて、焦げ臭を消す際の参考にしてくださいね。


火事とボヤの違いは何ですか?

火事とボヤは似た意味を持つ言葉ですが、規模が異なるのが主な違いです。ボヤが大きくなる前に消し止められた小さな火災を指すのに対し、火事はすぐに消せなかった大規模な火災のことを指します。


ボヤの匂いはいつまで続きますか?

ボヤの臭いがいつまで続くかは、ボヤの規模や焼けた素材、ボヤ発生後の対処などで異なります。

一般的に、ボヤの臭いは数日から数週間残り続けることが多いです。その間に適切な掃除や換気が行われていれば、より短い日数で臭いを消せます。


まとめ

本記事では、ボヤが発生する主な原因と、焦げ臭の大本である煤の効果的な掃除方法についてご紹介しました。

一度染みついてしまった焦げ臭を落とすのは、一筋縄ではいきません。正しい知識で処理することも大切ですが、難しいときはプロの手を借りてみましょう。