特殊清掃用の消臭剤マイクロゲル(希釈式) - カルモアダイレクト

特殊清掃用の消臭剤マイクロゲル(希釈式)

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マイクロゲルBlack

特殊清掃における臭気は強烈で、一般的な消臭剤では太刀打ちできません。そこで、臭いのプロであるカルモアがおすすめするのが、圧倒的な消臭力を発揮する消臭剤「マイクロゲル」です。

消臭剤マイクロゲルのポイントは以下の3つです。

  1. 超高分子化合物による優れた消臭効果
  2. 消臭と除菌を同時に行う「凝固消臭」
  3. コスパ抜群!薄めて使う濃縮タイプ

マイクロゲルBlack対象臭気イメージ

【臭質】 酸性、アルカリ性、中性の臭気問わず消臭可能
【利用シーン】 生ごみ臭や腐敗臭、カビ臭、ペット臭、部屋の消臭
【内容量の種類】 30ml / 1L
【希釈時の容量】 3L / 100L
【販売元】 株式会社カルモア
【使用期限】 原液:1年間  希釈液:希釈してから2週間
【使用上の注意点】
  • 添加剤が入っているため、安全性はやや落ちる
  • 消臭以外の目的での使用は絶対しないこと
  • 希釈した消臭剤は速やかに使用すること
  • 他の製品や薬品と混合しないこと
  • 人や動物、植物に直接噴霧しないこと
  • 高温の場所や火気のそばで使用しないこと

特殊清掃用の消臭剤の特徴

特殊清掃では、臭いの種類や状況に応じた消臭剤を使用して消臭します。臭いを感じる空間全てを消臭できるので、一般的な消臭スプレーするよりもはるかに手間がかかりません。

一般的な消臭スプレーを使用してもなかなかの臭いが取れない場合は、特殊清掃用の消臭剤マイクロゲルの使用をおすすめします。

ここでは、特殊清掃用の消臭剤マイクロゲルの特徴について、詳しく見ていきましょう。

特殊清掃に効果的な成分に特化

臭質に特化

消臭剤マイクロゲルの消臭主成分は、分子量が2000~3000万にもなる超高分子化合物です。超高分子化合物は直鎖上の分子構造をしており、複雑に絡まり合って水に溶けています。

臭気成分はその多くが分子量400以下です。マイクロゲルの成分と接すると、強力な分子間引力により構造体に臭気を吸着します。この吸着反応が、マイクロゲルの瞬間的な消臭の原動力になっているのです。

マイクロゲルの消臭原理

染み込んだ落ちにくい臭気に

染み込んだにおいに

マイクロゲルは染み込んだ落ちにくい臭気にも有効です。マイクロゲルの超分子構造体は両性イオンの反応基を持っており、硫化水素やアンモニアだけでなく、比較的大きい分子を持つ香料なども結合します。結合することで臭いの効力をなくし、優れた消臭効果を発揮します。

100倍希釈なのでコスパが高い

マイクロゲルBlakは濃縮タイプの消臭剤です。原液で販売されているため、実際に使用する際は100倍に希釈して使用します。


300mlの消臭剤を使用するのであれば、3mlの消臭剤を加えてください。本製品1㎏で100Lもの消臭剤を作れます。

1回に希釈する量は少量で、臭い戻りが少なく効果が持続することから、コストパフォーマンスの良さも魅力です。

特殊清掃用の消臭剤の使用上の注意点

マイクロゲルBlackは、臭いに対する吸着脱臭作用を最大限まで高めることで、生ごみなどの腐敗臭などから発生する多種類の強烈な臭気にも対応しています。

強力な添加物を配合することで、あらゆる臭気に対応し、消臭効果を発揮することが可能です。添加物が入っている分、安全性はやや落ちるため、以下の使用上の注意をしっかり守りましょう。

  • 人体やペット、生物に直接振りかけて使用しないこと
  • 使用する際は保護メガネ、手袋、マスクを使用すること
  • 他のシリーズのマイクロゲルや他社薬品、試薬などと混合しないこと
  • 塩素系の粉体が付属するため、使用中は換気をして、塩素ガスを直接吸引しないようにすること
  • アルコールを含む製品のため、高温の場所、火気のそばでの使用は避けること 安全性には十分留意して使用してください。

特殊清掃用の消臭剤スプレーの使い方

特殊清掃用の消臭スプレーマイクロゲルの消臭効果を最大限に引き出すには、正しい使用方法を理解することが重要です。
ここでは、マイクロゲルBlackの正しい使い方を順番に解説していきます。

マイクロゲル消臭剤使用方法

原液を水で100倍に希釈

本製品であるマイクロゲルと水を1に対して100の割合で薄めて、使用する液材を作ります。水は水道水で問題ありません。


300mlの消臭液を作る場合は、3mlのマイクロゲルに水を300ml加えます。

ノズルを閉めて容器を振る

希釈した消臭液をよく混ぜます。
スプレー容器のノズル部分をしっかり閉めたら、消臭剤の成分が均一に混ざるように、容器をよく振って混ぜてください。

消臭したい箇所にスプレーを噴霧

お好きな噴霧容器に入れて、噴霧します。
噴霧器は市販のもので構いません。消臭したい対象箇所に20~30㎝程度離して直接スプレーします。
マイクロゲルBlackは空間噴霧には適していませんので、空間への使用は避けてください。

しばらく待つことで消臭完了

臭い成分とマイクロゲルが反応すれば、消臭完了です。
臭い成分は臭いのない物質へと変化するため、再発はありません。
染み込んだ臭いの場合は、奥から揮発した臭いが発生し続けることがあります。その場合は、噴霧と自然乾燥を繰り返してください。徐々に臭いが薄くなり、やがて臭わないレベルになります。

特殊清掃への主な使い方&利用シーン

特殊清掃でのマイクロゲルの使い方を利用シーン別に見ていきましょう。

長期間放置された床や壁面の腐敗臭

長期間放置された部屋

長期間放置された床や壁面の腐敗臭は、通常の方法では簡単に取ることはできません。

そんな腐敗臭を徹底的に消臭・脱臭してくれるのがマイクロゲルBlackです。マイクロゲルBlackは、カビ臭や雑菌由来の臭気にも優れた消臭効果を発揮します。

薬液が透明であるため、壁や床に使用しても薬剤の跡が残らず、粉末も生じません。念のため、目立たないところで試してから使用してください。

ゴミで埋まった部屋に染みついた臭い

ごみ屋敷

生ごみの腐敗から発生する臭気は強烈です。特に生活臭は鼻を刺すようなアンモニア臭なども含まれており、刺激が強いのが特徴です。


生ごみ臭の臭いの主な原因は、微生物が生ごみを分解する過程で出す排出物や、化学反応で発生する硫黄だといわれています。そんな染みついた臭いにもマイクロゲルBlackが効果的です。


強力な添加剤の配合により、マイクロゲルの活性を向上させることで、非常に高い消臭効果を発揮します。

染みついてしまった糞尿などの臭い

糞尿を長期間放置するとベットやシーツはもちろん、床や壁といった建材にも臭いが染みついてしまう場合があります。

汚れの清掃後にも残存臭は残ってしまうので、そういった染みついた臭いに対し何度か噴霧と乾燥を繰りかえすことで、ニオイの元を消臭します。

畳やカーペットについた死臭や腐敗臭

腐敗臭|畳

洗浄後は丁寧にあく抜きをしてから床板から脂を抜いていきます。日数はかかりますが、この工程を経なければ臭いを抑えることは難しいです。

脱臭には消臭剤の噴霧やオゾン脱臭機による施工により、反応時間をおきながら繰り返し作業をして、臭いを取り除いていきます。


臭いを家庭臭レベル10以下まで落としたら、新調した畳を入れてください。